久しぶりの再会は、喜びだけとはいかなかった。
「どういうこと」
「何があったの?」
「違うだろ。何をしようとした」
三人の少年が少女を見つめていた。
一人は真剣で厳しい顔をしている。
一人は笑顔を浮かべつつ、目は笑っていない。
一人は眉間にしわを寄せ、不快そうにしている。
「……ごめん、な、さい」
対する少女は顔を曇らせ、俯いていた。
声は泣きそうに震え、今にも消えそうに掠れていた。
「――! 謝って欲しい訳じゃない!!」
「! どうして――なんで――!!」
「……落ち着いて、二人とも」
激高した少年は燃えるような瞳で少女に叫んだ。
絶望した少年は悲哀に満ちた瞳で少女に問うた。
一人冷静な様子の少年は、感情のこもらぬ声で二人を宥めた。
「……ごめん」
「……謝らなくていい。だけど、俺たちが何を言いたいのか……分かるね?」
冷静そうに見えた少年も、奥底に隠した激情を滲ませながら少女に言った。
少女はこくりと頷いた。
「もう、こんなこと、しない。絶対」
「あたりまえ、だ――!!」
「絶対に許さない……」
「約束、するね?」
「うん。約束」
−−約束……
これまであったたくさんの約束とともに
少女は俯いていた顔を上げて、三人にしっかりとした視線を向けた。
「二度としません。ごめんなさい」
「……次はない」
「……ちゃんと覚えときなよ」
「二人とも素直じゃないなぁ」
そう言って四人は笑う。
今までのように、そしてこれからも――ずっと。
←
■
→