会話集です。
若干女性向けの内容も含みますので、気をつけて下さい!
(ほんとちょび〜っとですが)





「そういえば」
「ん?」
「どうしたの?」
「……どうせまたくだらないことなんだろ」

「はい、ルックペナルティ1!」
「はぁ!?」
「なに、そのペナルティって」
「面白そうだね」

「ていうかペナルティって何基準?」
「……お友達に悪いこと言ったら?」
「それルックだけじゃん。ていうかいつものルックのことじゃん」
「……で、いったい何が言いたかったの」

「そうそう、ミオってナナミちゃんの料理は作れないの?」
「ぐ」
「げ」
「え、ナナミ料理のこと? ん〜全部は無理だけど、レシピにあったものなら作れるよ」

「たとえば?」
「えーと……あ、ごめん。レシピにあったのって、ナナミアイスとナナミケーキだけだ……」
「う」
「ぷ」

「どんな効果があったかとか、覚えてる?」
「あ、それならばっちり!(いつも誰かが被害に遭ってたし)

 ナナミアイス
  アイスクリーム+しお(2) HP+100 / 60%でパニック
 ナナミケーキ
  ケーキ+しお(1) HP+350 / 60%でパニック

 こんなところかな?あ、マイナスステータスの料理はもう一つあった。

 アイリコロッケ
  コロッケ+しお(5) HP+700 / 毒

 これで全部だよ」
「……なにこれ、拷問?」
「……奇遇だね。同意見だ」

「ねえ、この『60%でパニック』てどうなるか気にならない?」
「あ」
「そういえば」
「……気になる」

「ていうか正直、この『毒』ていうのがどうなるか不思議だよね」
「……(確かに)」
「……どうなるのかな?」
「……それ、犯罪じゃないの?」

「そこで、スペシャルシェフのミオくんにまた頑張ってもらうんだよ!」
「あ、なるほど」
「……面白そうだな」
「え、なになに?」

「毒を回復する料理を作って、一緒に渡せばいいんだよ」
「あ、そうか!えーと、毒を回復する料理は……トマトスープ、トマトジュース、まるかじりトマト、トマトサラダ、まっかトマトかな?トマト料理ばっかりだね」
「よく覚えているね、ミオ」
「ミオ、すごい!」

「そうだね、いいお嫁さんになれそうだね」
「……(何言ってるんだコイツ)」
「……(ミオがお嫁さんか……いいな)」
「お嫁さんかぁ……(うっとり)」

「え、ミオお嫁さんになりたいの!?」
「へぇ。意外だったな」
「どうせなら俺のところに来る?」
「え、その……」

(すぐに否定しないってことは、もしかして脈アリ!?)
(ふざけんな!! なんでラズのとこに!)
(……でもティルには無理だろ、それこそ)
(ハン! 性別の壁なんか関係ないね! いつもツンツンのルックよりは希望があるんじゃないの?)
(……いい度胸だね)
(君たち、本当に仲がいいね。いいカップルに見えるよ……そのままくっつけばいいんじゃない?)
((はぁぁああああ!?怒怒怒))

「実は、その……もし今の僕があの世界にいたとしたら」
「うん (そうなったら壮絶な争奪戦が起こるだろうな)」
「それで? (男の時にもあんなに誑し込んでたからね)」
「…… (しかもとびっきりにしつこいのばっかり)」

「その……ジョウイは、僕と、結婚してくれた……かな?」
「「「っはぁぁああああああ!!!!??」」」
「ちょっとまって、ミオ。君はジョウイが好きだったの!?」
「あんな薄幸! どこがいいんだ!!」
「え。あーゆーのがミオのタイプなの? 好みなの?」

「え、そういうわけじゃないけど」
「そうか、あの再三に渡るシュウの執拗な誑し込みに靡かなかったのはこういう訳か」
「そういえば青赤騎士のアタックも凄かったよね。なにが騎士道精神だ……」
「いや、最初からべったりの熊と青雷も相当なものだった」

「いや、だから」

「あの放蕩息子もかなり酷かったじゃないか。途中参戦のくせに」
「むしろ酷いと言ったらマント男だろ。追ってる女がいたくせにミオのことをあんな目で……!!」
「そういえば……敵国の猛将と知将も実はそうだったって聞いたことあるよ」
「「ええ!?」」
「そ、そうか……だから戦時中にミオをなめ回すように見てたのか!」
「まさか……じゃあ知将が和平交渉に来た時も……!?」
「うん。そしてあのルカ・ブライトも……」
「うそ!?……」
「なんだって………」
「実は……」
「アイツが……」 










「60%で混乱って結構すごいな〜」

ちょっと離れたところで3人の様子を眺める恵菜。
他の3人は恵菜がいないことにも気づいていない様子だ。
変わらず白熱した会話を続けている。
恵菜は以前、興味に駆られてナナミアイスを作ったことがあった。
そしてそれをこっそり、今日の紅茶に入れたというワケだ。
恵菜は結構、いたずら好きだった(ナナミ料理を混入することをいたずらで済ませていいかは謎)

「最初にナナミ料理のことを聞かれたときはびっくりしたなぁ」

恵菜はずずーっと日本茶をすする。
意外と演技派跡部恵菜!
いったい誰がいつから混乱ステータスになっていたのは神のみぞ知る☆






ちなみにマイナスステータスの料理
【ナナミアイス】…アイスクリーム・しお・2・+HP100/60パニック
【ナナミケーキ】…ケーキ・しお・1・+HP350/60パニック
【アイリコロッケ】…コロッケ・しお・5・+HP700/毒 

《 補足 》
ミオは別にジョウイのことが恋愛対象として好きだった訳じゃありません。
ただ、幼なじみがいつのまにか結婚していたので、ちょっと気になっただけです。
同姓の幼なじみに『もし自分が異性だったら付き合ってた?』と笑い話として聞くノリ(のつもりです)。
でもその幼なじみはもういないから彼らに聞いてみました。





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